最近黒くてオレンジ色の模様が入ったチョウ?ガ?を見かけるなと思っていました。
その正体は「キオビエダシャク」というガの仲間でした。
見た目はチョウのように美しい昆虫ですが、実は庭木に大きな被害を与える害虫として知られているようです。
今回は、キオビエダシャクの特徴や被害、家庭でできる対策についてご紹介します。
キオビエダシャクってどんな虫?
キオビエダシャクは、濃い紺色の羽に黄色い帯模様が入ったガの仲間です。
「黒いチョウが飛んでいる」と勘違いされることも多いですが、実際にはガの一種です。
成虫は花や樹木に止まっているだけで、木を食べることはありません。
木に被害を与えるのは幼虫(シャクトリムシ)です。
被害を受ける木は?
特に注意したいのは、
- イヌマキ(ヒトツバ)
- ラカンマキ
- ナギ
などのマキ科の樹木です。
幼虫が葉を次々と食べてしまい、大量発生すると葉がほとんどなくなり、繰り返し被害を受けることで木が弱ったり枯れてしまうことがあります。
人に害はあるの?
安心してください。
幼虫も成虫も、人を刺したり毒を持っていたりすることはありません。
触っただけで健康被害が出る虫ではありませんが、必要以上に触らず観察する程度にしておくのがおすすめです。
庭木を守るためにできること
① イヌマキの葉を定期的にチェックする
葉がかじられていたり、オレンジ色と黒色のシャクトリムシが付いていたら要注意です。
早期発見が一番の対策になります。
② 幼虫のうちに駆除する
市でも、成虫ではなく幼虫の時期に防除することが効果的と案内しています。
成虫を見つけても木への被害はほとんどありません。幼虫を見つけたら早めに対処しましょう。
③ 被害が広がる前に対応する
近所で大量発生している場合、自宅の庭木にも飛来する可能性があります。
特にイヌマキを植えているご家庭は、この時期だけでも葉の様子を確認しておくと安心です。
大分市でも注意喚起
大分市では、キオビエダシャクの目撃情報が増えており、被害拡大を防ぐため注意喚起を行っています。
◤大分市/外来生物「キオビエダシャク」の被害にご注意ください◢
また、近年は佐伯市や別府市など県内各地でも確認されており、分布が広がる傾向にあります。
まとめ
見た目はきれいなガですが、キオビエダシャクの幼虫は庭木に大きな被害を与えることがあります。
特にイヌマキを育てている方は、
- 葉が食べられていないか確認する
- 幼虫を見つけたら早めに対処する
- 定期的に庭木の様子を観察する
この3つを心掛けるだけでも被害を減らせます。
植物を元気に育てるためにも、庭木の小さな変化を見逃さないようにしたいですね。

